エリア A・E(鈴鹿工業高等専門学校):観察実験講座「ガラスと発光を調べてみよう!」を行いました

11且26日(土)、エリアA・Eを対象に観察実験講座「ガラスと発光を調べてみよう!」が開催されました。講師は、鈴鹿工業高等専門学校の和田憲幸先生でした。

はじめに、原子の構成要素について説明がありました。小中学生の受講生にとっては発展内容ですが、懸命にノートをとり知識を吸収しようとする姿が見られました。

原子に関する学習を確認するため、全受講生がシミュレーションツール「PhET」を用いて原子の作成・演習問題を行いました。

高校レベルの内容でしたが、小中学生の受講生たちは学校・学年の壁を超えて互いに協働して取り組みました。

その後、化学的な結合について学習し、規則的な結合と不規則な結合があることを学びました。私たちの生活に欠かせないガラスは、不規則な結合を持つため加工がしやすいということを学びました。

最後に和田先生が開発した蛍光ガラスを作成し、ブラックライトを照射することで蛍光を観察しました。

ガラスが加工しやすい要因を、原子レベル、原子同士の結合の観点から説明できるようになったことでしょう。身の回りで疑問に思ったことについて徹底的に追求し、さまざまな観点から説明できることを期待しています。

(文・写真: 勝尾徳斗)