12月15日(土)エリアAでは、観察実験講座「ミクロな分子の世界に挑もう」が行われました。
講師の先生は、鈴鹿医療科学大学医療栄養学科の若林成知先生でした。
最初の講義では、原子と分子について学習しました。身の回りのものは、小さい
粒で出来ているんだということを前の模型などを見ながら考えました。
次に、分子模型を使って組み立てながら、メタンやアルコールという物質は、どのようにできているのかを考えました。模型の組み立ては、みんなで考えながら、行いました。
後半では、実像と鏡像について学習しました。鏡を、映すと変わるものと変わらないものがあるのだということをコイルやグローブなどを鏡に当てて見てみました。
そのあと、模型を使って鏡に映した時に違うものを作る実習をしました。つなげかたのルールから外れないように考えながら、試行錯誤して行っていました。
これは、左右の違った分子で不斉炭素分子というですね。その中でも匂いが違うメンソールは、皆で匂いを、嗅ぎましたがレモン(左)、オレンジ(右)で全然匂いが違い子どもたちも興味深く匂いかいでました。
最後に、若林先生と同じ研究室で研究した名古屋大学の野依先生のノーベル受賞記念DVDを見ました。先生の研究に対する熱意や諦め続けず頑張った心意気は、受講生の皆さんも自分も頑張ろうというきっかけの一つになれたのではないでしょうか!
若林先生が最後に仰られたように、常に憧れと志を持ち、何事にも挑戦し自分にしかできないオンリーワンを見つけて将来の研究者となれるように頑張って行きましょう!