10月3日(土)午前、エリアA では、三重大学で観察実験講座「キミを変える気象力~異常気象の不思議を知るってワクワクするぞ~」(実験編)が行われました。
立花義裕先生には、8月8日に講座をご担当いただきまたが、その時はオンラインによる講座となったため、改めて実験を主体と対面講座をしていただきました。
今日は、身の回りの物体の温度を、赤外線カメラを使って調べました。
まず最初に、受講生と立花先生の初めての対面授業だったので、一人ひとり天気について、好きな天気だったり苦手な天気を発表しました。
受講生は「雷が光った時間と音が聞こえた時間から、どこで雷が落ちたのか分かるのが面白い」だったり、「急に天候が変わるのは予想が出来ないから苦手」だったりと、それぞれの天気に関する思いを発表しました。
そして、今回は「物質は温度にほぼ比例して赤外線が放出されるため、赤外線カメラを使うことで温度を計測できる」ということを学びました。
屋外で赤外線カメラ(FLIR)を使って、コンクリートや草原、雲、車だったり、日陰の場所、日向の場所などの気になる所の温度を計測しました。
調べた結果、「黒色の服と白色の服では黒色の服の方が温度が高かったので、色が温度に関係しているのではないかと思った」、「日向と日陰では日向の方が温度が高かったので、太陽の光が当たっている場所の方がより熱くなると思う」など発見がありました。
受講生の中から、赤外線カメラを使った面白い計測実験を考えてくれることを期待しています。