エリアD(皇學館大学):観察実験講座「プログラミング」が行われました

11月26日(土)、エリアDを対象とした観察実験講座「プログラミング」が行われました。講師は米本和生先生でした。今回の講座では「CodePen」というソフトを使ってプログラミングを行いました。本講座の課題は「プログラミングで解決したいことを考える」でした。

最初に「Theme talk!」というパソコンアプリを使用して自己紹介を行いました。「Theme talk!」では話のテーマを提供してくれます。受講生は順に自分の名前と学年を話した後テーマ(質問)の答えを発表しました。「好きな芸能人」や「好きなテレビ番組」というようなテーマに対し、「オードリー」や「日曜劇場」などと回答していました。今回の講座ではショートカットキーをよく使います。そのため初めにキーボードのキーの位置やショートカットキーについて教えていただきました。

次に「CodePen」を用いて実際にプログラミングを行いました。作製したのは「三角形の面積と三角柱の体積」を出力するソフトです。そのためにJavaScriptを学びました。

Webアプリケーションとはインターネットを通じて利用できるアプリケーションのことです。これを構成するためにHTMLやCSS,JavaScriptなどがあります。HTMLはWebサイトのベースになる言語、CSSはWebサイトの装飾を担う言語です。その中の「計算など複雑な処理を担う言語」がJavaScriptです。

「CodePen」ではパソコン上でHTML、CSS、JavaScriptのコードを記述し、即座に確認しながら開発ができるものです。HTMLについてではタグについて学びました。実際にCodePenでタグを入力しながら覚えていきました。受講生は使い慣れないタグについて興味津々そうに入力していましたが、何度も画面を確認し、間違えないように懸命に入力していました。

三角形の面積を出すためのHTMLを入力していきましたが、半角で入力するはずの文字が全角になっていたり、スペースが空いているだけで反映されないため、自分の入力したタグが反映されているか、反映されないときはどこが間違っているのかを確認していました。

その後、自分たちだけで三角柱の体積を計算する式を入力していました。受講生のみなさんは三角柱の体積の公式を唱えながらタグを考えていました。

最後にプログラミングで解決したいことを考えました。ICT機器が日常的にある受講生にとって、こんなアプリがあったらいいと思うものを書き込んでもらいました。受講生は学校の授業でもプログラミングを学んでいると話していましたが、学校とはちがう内容に楽しそうに取り組んでいました。