エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「海藻の科学」が行われました

8月27日(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「海藻の科学」が行われました。講師は,荒木利芳先生です。

海藻のネバネバ成分を使った実験・観察を行いました。

まず、決められた重量のゼラチンや寒天を電子天秤ではかり取り,熱湯で溶解させ,さらに区別しやすくするために食用色素を添加しました。そして冷ましながら固化する様子を観察しました。放冷・固化後,寒天(赤色)とゼラチン(青色)を容器から取り出し,硬さや,固まり方など手で触って感触を確かめました。

次に,アルギン酸ナトリウム溶液にラメパウダーを添加して混ぜ,スポイトを使って塩化カルシウム溶液へ添加するときれいなマイクロカプセルができました。そして,それを実体顕微鏡で観察しました。

受講生は海藻に含まれる寒天やアルギン酸の性質を実験を通じて学び、様々な応用に用いられていることを学びました。