2023年度最終報告会を行いました

3月16日(土)、三重大学三翠ホールで「三重ジュニアドクター育成塾」の2023年度報告会および修了式が開催されました。

三重ジュニアドクター育成塾は、科学研究に強い関心と潜在的な才能を持つ児童生徒を対象に、三重大学が中心となって個人研究を支援し、未来の科学者を育成するプロジェクトです。2018年度に始まり、今年度で6年目を迎えました。現在は、「国立研究開発法人 科学技術振興機構 次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)」の支援を受けて実施しています。
受講生は小学5年生から中学3年生で、今回の報告会では、第一段階受講生(1年目)20名と第二段階受講生(2年目以降)19名が研究報告を行いました。
報告会は9時半に開始し、午前中は第一段階受講生によるポスター発表、午後には第二段階受講生による口頭発表を行いました。受講生に加えて、保護者、受講生をサポートしてきた学生メンターおよび研究指導にあたってきた教員や関係者など、合計120名以上が参加しました。
第一段階のポスター発表では、受講生はまず大ホールで研究概要を1分で説明するフラッシュプレゼンを行い、その後、ポスター会場(ホワイエ)に移動して研究発表を行いました。皆意欲的に自身の研究について話す姿が印象的でした。

午後からの第二段階の発表は、各自5分の口頭発表でした。大ホールの舞台上での発表ですが、どの受講生も物怖じせず堂々とした話しぶりで、立派なプレゼンテーションでした。特に、第二段階プログラムで2年、3年と研究を継続している受講生の発表は内容的にも充実していて、さすがと思わせるものでした。

研究発表の後、三重県教育委員会の谷本博史様より講評をいただきました。世界に意味を与えるのはあなた自身だという哲学者サルトルの言葉を引用され、研究対象に愛着をもって、まるで遊びに夢中になるかのように楽しく研究をしている受講生たちの姿をたたえるお言葉を頂きました。
続いて、伊藤正明学長から受講生代表に修了証が授与されるとともに、受講生全員に、「皆さんはジュニアドクター育成塾で、みずから課題を見つけ、解決のために探究し、また新たな課題を見出すという、探究活動の進め方を学びました。ここで得たことをこれからの学びに活かして下さい。さらには、皆さんが一緒に勉強している学校の仲間にも学んだことを伝え、仲間と協働して課題に取り組み、新しい世界をつくっていって欲しい。これからの活躍を期待しています。」というご祝辞をいただきました。

 

 

 

 

 

閉会後には、全員で記念撮影を行いました。今後、修了生は「三重ジュニアドクターネットワーク」で交流を続けるとともに、修了生の多くは第二段階プログラムでさらに研究を行い、科学コンテストへの参加や研究会・学会等での発表を目指します。高校に進学する修了生は、高校での課題研究等の活動で、学んだ経験をもとに活躍されることと思います。